その余韻

　　お盆休みに入っていることもあり、電車の中が何とも緩い感じが漂っております。でも車で帰省される人たちは、渋滞で大変そうですね。皆さま、どうぞお気を付けて。

　　さて、マーラー9番の演奏会が終わりました。曲の長さもさることながら、難易度と内容などで終わると数日ぐったりとしてしまうのがマーラーなのです。20世紀の混沌を予言するかのような濃厚な作品だと思いますが、聞いた方をどう思われたのでしょう？

　　賑やかに華やかに幕を閉じるフィナーレではなく、《悲愴》のように消え入るようなピアニッシモで終わる最後ですが、お客様もまた作品に取り込まれたかのような静寂を作り出していました。聞きにいらした方の集中力も、凄かった。。。



　　またこの作品を演奏する機会には、より良い演奏ができますように…。凄い作品でしたが、またはじかれた様な気分です。まだまだです。



　　昨年の上高地の涼しい写真をどうぞ～！マイナスイオンがいっぱいだったなあ…。

マーラー:交響曲第9番

• アーティスト: ジュリーニ(カルロ・マリア),マーラー,シカゴ交響楽団
• 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
• 発売日: 2005/09/07
• メディア: CD

コメント 4

上高地は過去２回行きました（・・・というか、通過しました）が、また行きたい場所です。

by nomu (2010-08-13 10:27) 

マーラー、おつかれさまでした～。
難攻不落の名曲ですね、ほんと。
お休みはゆっくりされてくださいね。。。身体を休めるのも大事ですもんね。
by かに (2010-08-14 00:02) 

★nomuさん、通過なんてもったいない。暑くなると、あの涼しさを求めていきたくなる場所なんです。今度ゆっくりどうぞ。

★かにさん、終わって欲しいような、でも早く終わらせたいような演奏会でした。指が6本欲しい…。
by platinum (2010-08-14 10:41) 

大学の友達は、マーラー大好きでした。
思えばいろいろへんなのがいたなぁ（お前が言うかって言われそうだが）。
by 春分 (2010-09-04 08:18)