興奮と感動と：Platinum音楽日記：SSブログ

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興奮と感動と　[オーケストラ] [編集]

　長かったオペラ公演の本番が終わりました。本番は数回しかありませんが、そこに辿りつくまでには、歌手の皆さんの弛まぬ努力と練習が隠されているわけです。もちろん、ひとりだけの練習ではありませんので、コレペティトールというピアノの方が伴奏をされます。ピアノが弾ければいい訳ではなく、作品そのものをよく理解していなければならない専門分野です。

　そんな練習する歌手の皆さんのスケジュールを管理して、場所を探して確保する。そして、ミスの無いように文書で連絡をして、段取りを仕組む制作業務をする人がいて、音が作り出されていきます。本番には、衣装も化粧も髪も必要なわけで、そんな専門職の皆さんがいてオペラが成り立っているのですね。この他、舞台関係の人たちがワンサカいるので、それこそゼロから立ち上げるには大変な時間と労力が費やされています。何しろ、オペラの上演には手間が掛かるというのが現実です。

　しかし、そんなオペラも上手くことが進むと極めて大きな効果を生むことがあります。極めてクールに本番を聞くことができる自分ですが、3幕の最後の音が消えた時に不覚にも涙が出てきました…。すごい作品を作曲家は書くのですね。。身も心もぐったりとしていますが、それは満足感によるところが大きいかも…。

　そんな興奮に包まれた本番でした。しかし今週は、まだ定期演奏会があります。まだまだこれからです！

ワーグナー : 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲

アーティスト: コロ(ルネ),ライプツィヒ放送合唱団,プライス(マーガレット),ファスベンダー(ブリギッテ),モル(クルト),フィッシャー=ディースカウ(デートリッヒ),ゲッソ(ベルナー),ワーグナー,クライバー(カルロス),ドレスデン国立管弦楽団
出版社/メーカー: ポリドール
発売日: 2000/03/01
メディア: CD

2008-09-23 22:20 nice!(8) コメント(8)
共通テーマ：音楽

nice! 8

オペラ終了後の満足感と達成感って何事にも変えられませんよね♪
by みど (2008-09-24 03:04)

練習ピアニストの存在って、意外と知られてないですよね。
オペラはいいですね。
今度、下関に「魔笛」が来るので行きたいのですが・・・・。岩国に来る「トゥーランドット」もいいけど、個人的にはモーツァルトが好きです。
随分前に、シンフォニア岩国にプラハ歌劇場オペラが来て、「トスカ」をやりましたが、娘は子役の聖歌隊として出演しました。16人の地元の合唱団の子どもたちが出させていただき、カーテンコールもやっていただいたんですよ。感激でした。
by nomusan (2008-09-25 23:47)