お勉強のひとつ

　　仕事柄でいろんな演奏会の招待券を使用することができますが、やはり自分の意思で選んでいく演奏会は、自腹でチケットを買って行くというのが筋だと思っております。そんな訳で行ってきたのが、バルトーク：「青ひげ」ちゃんです。



　仕事の後にそそくさと行くまでの期待感と、始まるまでの雰囲気も《音楽を聞く》の一部だと思いますが、終わるまでの数時間は他のオケであろうと、やはり楽しみのひとつとなります。微妙にオケにより段取りの違いや雰囲気の違いあって、またそれはそれで面白いのです。

　オペラというと有名な美しいアリアがあったり、物語が壮大な作品もありますが、この作品は内容と音楽共にインパクトがありますねえ…。

　　それにしてもお客さんとして客席に入ると、いろんな事が目に耳に入ってきまして、それはそれで考えさせられます。音楽が始まるまでひたすらおしゃべりをする方や、飴を取り出す音や、途中入場のお客さんなどなど…。。。ん～、コントロールできない部分ではありますが、気にし過ぎもいけないのですがねえ、何とかなりませんでしょうか？



　　すずらんですよね？桜や菜の花に気を取られていましたが、こんな可憐な花も咲いていました。

★今日のＣＤ：

ドビュッシー:ピアノ集(3)

• アーティスト: フランソワ(サンソン),ドビュッシー
• 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
• 発売日: 2003/07/24
• メディア: CD

　　こんな曲を聞きました。「ピアノのために」が好きなんです。何か目の前が、パアッと開けるような輝くような響きが心地よいんです。でもピアノって、あまり曲を知らないので、もっと聞いて勉強しないとねえ。。

菜の花

　　世間的には年度末も控えていますので、何となく落ち着かない雰囲気ですね。学生さん達は、卒業式の季節ですので、またそれはそれでいろんなドラマがあるのでしょうね。そろそろ、袴姿のお嬢さん達が街に溢れることでしょう。



　今年の写真ではありませんが、春らしい菜の花をどうぞ！春合宿で房総に行くと、この時期綺麗に咲いていたものです。もうすぐで桜も咲き始めますので、楽しみですね今年もお花見に行きます。

　さて、オケの方は現在新国でオペラの真っ最中です。準備もいろいろと大変ですが、そのたびに日替わりで演目が替わるヨーロッパの歌劇場の層の厚さには驚かされます。歴史が違うと言えばそれまでですが、受け入れる土壌も重要ですね。ファーイーストのどこかの国もそうなるには、まだ百年かかるのかもしれませんね…。なんだか、悲しくなりますねえ

梅ちゃん再び

   一喜一憂したオリンピックが終わりましたねえ…。毎年あって欲しいと思ったものですが、そんなことになったら、選手も我々も疲労困憊の日々でしょうね。それにしても、世紀の大一番があったり、名言、名場面があったりで、人が作りだす物は、予想を超えた感動をもたらしますね。

　　選手の皆様、素晴らしい感動をありがとうございました



　　何と美しいお姿だこと。細くて軽いのに、早い！

　　これでお尻が痛くならねば良いのですがねえ。やはり、パッド付きのパンツ履く？



　　練習場のホールの飼い猫「梅ちゃん」、いつものように登場！写真を撮ろうとしても、警戒することなく撮らせてくれるし、撫でようとすると、撫でさせてくれるし、なんとも隙だらけと申しましょうか、何とも心の広いお猫様でございます。
　
   可愛いでしょ？

　　★今日の音楽：
 

　　さて、we are the world　2010　を見ましたが、どうもピンと来ません。やはり、オリジナルのこれが良いですね。それにしても、凄いメンバーだこと。

マッチ箱の家

  美味しい美味しいラーメンを作ってくれる、Ｎグモ食堂です。ゲレンデの真ん中にあるマッチ箱のように可愛いお店です。２階に泊まってみたいものですが、もちろん宿泊施設ではありません…。



　　さて、仕事関係では明日本番の日本の歌曲を集めた公演のリハーサルでした。いろんな情報が入ってくる前の古き日本の正統派のメロディなのですが、何しろ美しいのです。素晴らしい編曲と共に聞くことができますが、きっと涙があふれるような曲を集めました。

　日本語も大切に使われていて、心が洗われる気持ちがしました。

　時正しくオリンピックの時期ですが、体のひときわ小さい日本人が頑張る姿や、一生懸命に競技に取り組む姿と、どこか重複するような、誠実な名曲が日本にはあることを感じさせてくれます。明日が楽しみです。

　

　　そういえば、最近この曲を使ったＣＭがありましたが、それもまた良いですよね…。とても好きな曲です。
　

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初夢は？

  新年といえば恒例のテレビを見てお餅食べて、ひたすら清く正しくダラダラしておりました。コテコテに作り込まれたテレビ番組よりもドキュメント物が好きなのですが、今年は何だか不作でした…。

　今をときめく若手女優さん二人でハワイで自転車旅なんて、素敵な番組があったのですが、見るとあらまあ残念な内容でして…。麗しく極めて現代的な美人な女優さんなのですが、言葉遣いのなんと○○なこと。「ヤバイ。超～！」のオンパレードなもので、大和撫子などという麗しい言葉はどこの国の話でしょうか？といった感じでした。



  元日の写真ですが、温度が低いので海からの飛沫が靄のように立ち込めているのが判りますでしょうか？湯気に見えなくもありませんね。



　水際の景色も、ずうっと見ていても飽きませんね。



　サーファーの皆さん、元気に漕ぎ出していきました。この気温の中、凄い！

　さて、今年の初夢は何かというと、第九の合唱の出演者が2日目の本番になると、少なくなってしまうという何ともリアルな夢でした！げげげ～。もっと忘れたくなくなるようなドリーミングな夢を見たいものです！さて、明日から仕事っす。

駆け抜ける12月

  12月ともなれば、街中がワッセワッセと活気溢れる雰囲気でして、個人的にはこの落ち着かなさが何とも好きなんです。さて仕事関係では、第9があったりくるみ公演があったりしますので、ああ今年もこの時期が来たと感じさせてくれます。皆さん、いかがお過ごしでしょうか？



  あと10日ほどに迫ったクリスマス商戦まっさかりですが、その1週間後にお寺の鐘を聞いている日本人、何ともお気楽感がいいですねえ…。。ま、楽しければいいのさ。



　さて、明日の仕事はなんじゃろな？忙しいけど頑張っていきましょね～。

　★今日の音楽＊

ワタクシはアイドルに浮かれた時期がないのですが、先日合唱団の皆さんが歌っていて、とても感動したのがこの曲です。

　　やはり、他の歌手とは別格じゃあないでしょうか。良い曲がいっぱいありますから、今度オケと一緒にやってくれないでしょうかねえ…。

時間厳守なのだ

　仕事場では、時間厳守が鉄則。どの業種でも当たり前で、一般常識の第１優先事項でしょうが、他の規則はゆるくとも時間、場所は日ごとに動くことがありますので、注意が必要です。



　ワタクシの場合、１時間前に入るように心がけています。

　だって、歩いてて転ぶかもしれないし、向かい風が強くて歩けないかもしれないし、ウィっキーさん（古ッ！）に会っていきなりインタビューされるかもしれないし、絶世の美人に会って運命の出会いが待ち構えているかもしれないじゃないですか！

  オーケストラの人もいろいろでして、管楽器奏者はウォームアップがありますので、１時間前より準備に入る人が多いですし、リハーサルの１分前に来るのが当たり前だったりで、こんなところに性格が出るんですね。へへへ。

  今日は早起きしたので、マックでこれ食べました。マックグリドルソーセージだそうです…。一口食べて、「ムムム、何じゃこれは…。シロップとソーセージの組み合わせ？」　言葉が出ませんでした。

　皆さんも、是非食べてみてください。トライというのが正しいかも…。

　★今日の１枚：

ビゼー:交響曲《ローマ》、カンタータ

• アーティスト: カサドシュ(ジャン=クロード),ビゼー,フランス国立リル管弦楽団
• 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
• 発売日: 2003/06/25
• メディア: CD

　ビゼーはカルメンで有名ですが、隠れた名曲として「ローマ」があります。これがまた綺麗な曲でして…。でもあまりCDがないかもしれませんね。
　

指揮者の存在感

  ステージの上でオーケストラが演奏をしている時に、唯一音を出していない人が居ます。誰でしょうか？そうです、指揮者ですね。仕事に応じていろんな指揮者とご一緒しますが、それこそ十人十色で、雰囲気も音楽を作り上げる方法も違いますので、出てくる音も当然変わってきます。

　指揮者を音を出さないのですが、実際振る人により違う音が出てくるのは、本当に不思議なことですね。演奏するのが人間ですから、いろんな事を感じ取って音にするから、様々な響きで出てくるのでしょう。

　先日の定期で振っていただいた指揮者。練習の前に、チョコっとだけ音楽に関係のない話をして、演奏者の小さな笑いを取る。そして、おもむろに練習を始める。なあんて方法を取るのですが、それが絶妙に上手いのです。心も引き寄せるから、音楽も良いものになっていきます。音楽を進める技術も指揮者の力量ですが、それを信じさせる人間力も彼らの実力でもあるのです。

 若い指揮者も見習って欲しいものですが…。。。



　秋らしい写真でしょ？



　日曜日は、良い天気でしたが風が強かった…。３０キロほど走ってきました。今のところパンクもなく、順調に走っております。寒いような暑いような日には、何を着て走ろう？む～。。また、買い物番長になりそうです、うひひ。。。

その存在感

  オペラ・アリア・ガラの公演が終わりました。今回はSカラ座のソリストだったのですが、その圧倒的な実力でお客さんは大喜びでした。通常は本番に合わせて歌手の皆さんは調整しますので、リハーサルはささやくような小声でのぞむこともありますが、この人はその段階でオケと張り合える音量でした！（スゲ…）

　それにしても、リサイタルであれだけのお客さんを集める人気と、喜ばせる実力には頭が下がりますね。。いやはや。。


　さあ、本日よりまたバレエの仕事が始まります。水面下では、大事件が起こってハラハラしたのですが、何とか問題解決とあいなりました。心やすらぐ暇がありませんが、結局何とかなっていますので、これで良いのでしょうか…。それにしても、こんな心労が最も体に悪いような気がしてきます。でも、がんばるど！

　★今日のCD＊　…凄い作品だこと

ストラヴィンスキー:バレエ〈火の鳥〉全曲

• アーティスト: ブーレーズ(ピエール),ストラヴィンスキー,シカゴ交響楽団
• 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
• 発売日: 2002/09/25
• メディア: CD

秋のシーズン開幕

  夜ともなると、虫の声が良く聞こえるような時期となりました。9月1日ですか…、ふ～ん、早！



　クラリネットがいっぱいでしょ？夏は、毎年中学生の吹奏楽の皆さんとのコンサートがあります。アマチュア用の音楽とプロ用の音楽があるわけではなく、良い音楽とそうでない音楽があるのではないでしょうか。いつも最初は不安に思うのですが、本番は見事な集中力で120％の仕上がりとなります。いつもの事とはいえ、生徒さんたちの一生懸命さを見ると、心が洗われる思いがします。

　さて、9月は定期演奏会とバレエ公演があったりで、通常の業務が戻ってきます。例年のようにオペラ公演はありませんが、年末までいろんな公演が待ち構えています。秋のシーズン開幕といったところです。頑張っていきましょう！

★今日のCD：曲も凄いんですがオケも素晴らしい！！！

マーラー:交響曲第5番

• アーティスト: インバル(エリアフ),マーラー,フランクフルト放送交響楽団
• 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
• 発売日: 2002/06/21
• メディア: CD