職人の域

   一般企業と同様に、オーケストラの仕事も専門職の部分があり、いつも感心してしまうのはやはりステージマネージャーの職域です。プレーヤーが最高の演奏が出来るように、譜面台の高さ、位置、足の向きに心配りされています。だから、客席から見た時に、バランス良く綺麗に見えるんです。間違いのない、最高の仕事をする職人の域です。



　　だから、プレーヤーは譜面を開いてすぐ演奏できるのです。ホールにより、椅子も譜面台も異なりますので、そんな条件も踏まえて、開始時間に備えます。

　　そして、ステージ上で起きると思われる事案に的確に対応するのが、職務のもう一つの大事な部分です。団体行動で動くオケの影の指揮官でもあります。

　　いつも機敏に最高の仕事をして下さるステージの皆さんの仕事があるからこそ、演奏会がスムーズに開催できるのです。いつもありがとうございます！



　　オルガンって、カッコいいなあ～。



　　東京の紅葉はこんな感じです。緑の葉っぱと、紅葉の葉っぱが混じっています。郊外の紅葉もいいのですが、街の中でもそろそろ楽しめますね！楽しみです～。

国体

  地元で行われている国体ですが、いつものサイクリングロードの横で行われていました。カヌーだと思いますが、片膝をついてこぐスタイルとか、いくつかあるようですね。



　　左右に分かれて客席があるのですが、レースが始まると久しぶりに聞くあの臨場感が何とも懐かしいですね。中学、高校の時のような独特の雰囲気がスポーツ大会にはあります。あまり見ることのない競技でしたが、心躍るような気持ちにしてくれました。



　　ワッセワッセ…、って感じ？



　　先週より定期演奏会があり、合唱曲があり、バレエが始まりで、こちらもワッセワッセ状態でござる！いろんなことが起きておりますが、ワッセワッセとハードルを越えて参るぞよ

★今日の音楽★

マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」

• アーティスト: バーンスタイン(レナード),マーラー,ニューヨーク・フィルハーモニック
• 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
• 発売日: 2007/11/21
• メディア: CD

　　最後の音は、パーカッションは楽譜上はないのですが、なぜか《あり》なんですこの人の演奏は。カッコよさは、これが一番です。とても元気なアメリカ・オケを印象づける1枚です。

青い空と白い雲

  今年は暑い夏ではありますが、好天続きの夏とも言えますね。冷夏の夏もありますが、終わるとどこか物悲しいですから、もう少し今年の厳しい夏を乗り越えようと思います。

　さて、信州旅行の続編。そんな酷暑の中の移動でしたが、青い空と白い雲が待っておりました。



　　手前は蕎麦の花だと思います。小さくて可愛らしいこと。



  上高地に行ってきました。ここ数年毎年行くほど好きな場所でして、以前は穂高、槍ヶ岳など登ったものですが、今はお気楽に梓川沿いを歩くコースを楽しみます。水辺の景色が何とも美しいんです！



　　関東からも関西からも旅行会社の格安なパックが作られていますので、観光地化しているのが、ちょっと気がかりですが…。マイナスイオンを浴びて参りました。おお、生き返る～



　　松本の夏と言えば、今やＳイトーキネンですね。街の中も、そんな旗がいっぱい出ておりまして、誰かに会わないかなあ、会いたくないなあ～と思っていると、やはり知った人に会いました。そんな時期です。ですから、皆さん頑張って下さいな。

　★車の中で物まねをしていたＣＤ★

スリラー(紙ジャケット仕様)

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: SMJ
• 発売日: 2009/07/08
• メディア: CD

　　なぜか、Ｍイケルの「Po~!」を真似しながら、車を運転しておりました。意味もなく楽しかったです、ひひひ。

夏の入り口

   さあ、暑い夏が始まりました。



　　空と雲が綺麗だこと。連休となりましたので、ひとっ走りしてきましたが、二色アイスのように日焼けしてしまいました。父方は南方系、母方は北方系民族だと思いますが、ワタクシは母の系統でしょうか。子どもの頃から、真っ赤になるタイプです。



　　夏になると、影がくっきりと見えます。暑いのは得意ではないのですが、嫌いではありません。と言うか、夏の独特な風情が好きなわけです。蚊取り線香、花火、火薬の匂い、盆踊り、蝉の声、浴衣、捕虫網と子ども、プール、夕焼け…、子どもの頃から変わったものもありますが、その頃を思い出させる何も変わらない事もあります。日本的で良いですね。



   サイクリングロードの横の田んぼは、こんな綺麗な緑色となりました。見ているだけで、視力が回復しそうな緑でしょ？

　　さて、今年の夏はマーラーの9番が待っています。とてつもなく難易度の高い曲ですが、20世紀を代表する名曲ですね。何度聞いたことでしょう？その本質に少しでも近づいてみたいものですが、またはじかれてしまいそうです。緊張と弛緩、解放と呪縛、混沌と浄化、いろんな要素が含まれて、それにしても名曲…。涙、涙。。

マーラー:交響曲第9番

• アーティスト: ジュリーニ(カルロ・マリア),マーラー,シカゴ交響楽団
• 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
• 発売日: 2005/09/07
• メディア: CD

スペクタクルな日

　　N期会の「ファウストの劫罰」に行ってきました。そもそも劫罰という、単語そのものも聞くことがありませんが、作品としても、児童合唱、合唱と入りますので上演そのものが大変です。その上、今回はAカオスの舞踏が入っておりましたので、何ともスペクタクル！



　　何度観ても、オペラには人も準備も手間もお金も掛かる芸術だと感じさせるのは、カーテンコールに出てくる人の多さからも判りますね。優秀なソリストが多くいることにも感心させられますが、オケも合唱も大健闘でした。

　　どんな譜面であろうと、どんな難しくあろうとも、作品の素晴らしさを披露するのがプロフェッショナルな仕事です。舞台芸術の総合力の勝負である、オペラへの情熱を感じるような公演でした。ありがとう。

言葉を話す子猫

  大編成のオケを伴奏とする合唱曲《カルミナ・ブラーナ》でした。打楽器を多く含むので、ステージは合唱、ソリストを含めワンサカと人に溢れます。おまけに児童合唱も入りますので、聞きにいらした方には、なんとスペクタクルな光景に思えたことでしょう！




   詳しくは書けませんが、結果オーライな公演でありました。お客様に聞いていただく本番さえ決まればOKです。良かった良かった。

　児童合唱は、ある学校の小学生のお嬢さん達30名だったのですが、まあ可愛いこと！他の何かに例えるならば、「言葉を話す子猫」か「歌も歌えるお花」でしょうか。お客さん含めて、皆から可愛い！可愛い！と評判でした。

　　女性はいつまで、「可愛い！」と誉められるんでしょうね？答えは、「いつまでも」なんでしょうね。なんてことをふと思ったplatinumでした…。

★今日のCD

オルフ:カルミナ・ブラーナ

• アーティスト: オルフ,レヴァイン(ジェイムズ),ヒリス(マーガレット),ラオ(ドリーン),シカゴ交響楽団
• 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
• 発売日: 2007/02/28
• メディア: CD

　　いやはや、スンゴイ曲だこと。最後にテーマが戻ってくるところがカッコいいですね！

紫陽花の季節

　　6月も後半となりまして、梅雨真っ盛りな時期ですので、何ともすっきりとしない天気が続きます。さて、町の中で撮った、紫陽花の写真です。こういう綺麗なお花に目を向ければ良いですね…。



　　昨日の定期は、若手指揮者登場でした。フレッシュで有能な人ですので、今後いろんな経験を積んでまたご一緒したいものです。一人で何十人ものオーケストラと理解しながら音楽を進めなければならないのが指揮者ですが、大変な仕事ですね…。



　　お、何だ何だ？    珍しくお好み焼きです。この後、おかかと青のりをかけました。関西方面より強力なツッコミが入りそうですので、念のため…、ははは。

　　大阪出身だった父が存命の頃は、よく家でも焼いていたものですが、東京ではお店で食べるものですね。ビールのお供には良いのですが、食べる方より作る方が好きかも？

　　ダ～っと作って、ガ～って食べて、ワ～っと話して、ダ～っと帰ってサッカーを応援するはずでしたが、帰ったのは11時ごろでした。ビールをゴ～っと飲み続けていました



   誰パフェ頼んだの？

　さて、今週もまた定期ですので、頑張りましょうね～
   

WC始まりました

    良い天気の一日でした。未就学のおちびさん達を対象とした仕事でしたので、朝早くより動いておりました。反応がとても素直ですので、楽しいのかそうでないのかがすぐ判りますので、内容も進行も気を抜くことが出来ません。とはいえ、純粋に可愛らしいのでこちらまで笑顔にしてくれます。とても楽しい一日でした…。




　　さて、ワールドカップが始まりましたが、ワクワクな1カ月になりますね。2002年の頃を考えると、日本では相当盛り上がりに欠けますが、それをそれとして名勝負があるでしょうから、じっくりと楽しみたいですね。

　　ところで日本戦は、ゆっくりと見ていれるでしょうか？そうであって欲しいな…。



　　そうそう、今日のお昼のテレビにどうもPlatinumがガバ～っと映ったらしいのですよ、はい。以前に収録した指揮者のドキュメンタリーですが、すぐ横にいたからでしょうね。

　　でもBS放送なのでどんな番組なんだか、判りましぇ～んテレビを見ていた人が、メールを送ってくれたのでやっとわかった次第です。だれかご覧になりませんでしたか～？

　★今日の音楽　：　涼しい音楽聴きたいですね

ラヴェル:ピアノ曲全集 第2集

• アーティスト: フランソワ(サンソン),ラヴェル,バルビゼ(ピエール)
• 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
• 発売日: 2006/08/23
• メディア: CD

ピット仕事

   ただいまバレエの仕事をしております。日替わりでダンサーの皆さんが替わりますが、本日のキャストもお客様の熱い拍手を受けておりました。拍手は、その素晴らしい舞台に贈られる最大のプレゼントだと思います。

　　目も耳も肥えたお客様が多いですから、盛大な拍手にダンサーが目に涙を浮かべるのを見ることが何度かありました。何しろ熱くて暖かいお客様の笑顔を目にする度に、こちらもグッと来るものがありますね…。

　　シンフォニーばかりを演奏するオケもありますが、ピットの仕事にもまたいろんなドラマが隠れているのですよ。



　　さて今日のスカイツリーはこんな感じでして、ビルの谷間にドカンって見えるのですが、段々大きくなってきました。この倍くらいの高さになるでしょうから、東京のいろんな場所から見えるようになるでしょうね。楽しみです。

オーディションまっさかり

　　仕事関係では、オーディションの時期まっさかり。。お気楽な業種と思われがちですが、多くの奏者の中から何十倍の競争をくぐりぬけなければ正式採用となりません。

　一般の会社と少し違いまして、一人が出す音でオケの価値が値踏みされてしまう可能性も秘めるパートの採用は慎重に厳格に行われます。いや、一般社会と同じですね、一人が会社を代表する仕事をしているわけですから。



　　極度の緊張の中で実力をその瞬間に出す奏者も大変ですが、審査する立場の人たちも大変です。今回は、1日がかりで行われる審査もありますので、終わるとぐったりでしょうね…。



　　お気楽に仕事をしていると思われがちなこの業界ですが、いろんな荒波を乗り越えていかねばならないのです。良い人が来てくれますように

★今日の音楽：仕事の分野から離れたいのでこんな曲を

流線形’80

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
• 発売日: 1999/02/24
• メディア: CD