一息つきます

 　　FacebookやTwitterの人気のおかげで、ブログの皆さんも移行しているのでしょうか？と言う私も、そちらの方にちょっと浮気気味かもあしれません。



　　一連のバレエのお仕事もやっと一段落です。よくおじゃま致します東京文化も、海外のバレエ団により雰囲気も様々となります。匂いさえも、海外旅行で感じるものに変わります。

　　舞台の上では真剣勝負ですので、それ以外では素のリラックスしたダンサーを見かけることとなります。バレエファンの方からすれば、きっと大騒ぎな光景だと思われます。

　　さて、今月末の定期はエリザベス女王即位60周年を祝すように、イギリス・プロであります。チェロ・コンチェルトもあるから、楽しみですねえ～。さあ頑張っていきましょう！

ボレロ

　地元にIケアがあるので、休みの日にはぶらりと立ち寄ります。しか～し、見ていると何となく歩く物欲となりそうでして、それはそれは危険な状態に陥ります。何とかそんな思いを抑えつけて、小物で満足して帰って来ます。

　「今日はこれ位で勘弁してやる！」なあんてね…。



　　さて、今週はギエムとの《ボレロ》公演がありまして、以前から楽しみにしていましたが、今年一番の感動が待っておりました。ベジャールの振付が、何とも圧巻です。バレエが付いてこそ、バレエ音楽と言えるわけで、オケ作品として有名ではありますが、やっとその真価を感じることが出来ました。

　　ギエムの看板演目で、今回で最後になるかもしれない《ボレロ》で、これまでテープ公演だったものが、2003年のシカゴ響以来の公演となるわけで、その期待感を大きく感じる公演となりました。赤いステージの上で踊るギエムですが、その丸い形が日の丸にも見えます。2300名のお客様のスタンディングも日本では珍しい光景ですし、凄い歓声とともにエンディングを迎えました。

　これです！

　　やはり、ギエムはフランスの宝です。
　　

ドキュメント大好き

  先日のABT公演のドキュメントが、昨日放映されていました。日本人ソリストの女性にスポットを当てて、アメリカから日本公演までの過程をとても丁寧に描かれていました。

　　もう何と言っても、ドキュメントが大好きなもので、吸い込まれるように見入ってしまいました。アメリカを代表するバレエ団ですから、それこそ世界中から優秀な人材の中で、戦っていくわけで、弛まぬ努力に裏付けされたその人は自信に溢れていました



　　ダンサーの皆さんを近くで見ると、いかに体が研ぎ澄まされて、しかもアスリート体型であるかが判ります。女性とはいえ、贅肉がなく引き締まっている体は、ウェアを着ればオリンピックで活躍しそうな精悍さです。

　　そんな体を鍛えるシーンもいくつかありまして、それこそ絶対見られない場面満載でした。良いドキュメントでした～。。

★今日の１枚：また聞いてしまった名盤

ロミオとジュリエット 全曲

• アーティスト: プレヴィン(アンドレ),プロコフィエフ,ロンドン交響楽団
• 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
• 発売日: 2011/04/13
• メディア: CD

ロメジュリでした

　　あっという間に8月になっておりました。世間ではそろそろ夏休みモードですね。更新が遅れておりました。お元気ですか？

　　…そうですか。それは良かった！



　　さすがUるとらまん！水車よりデカイじゃん！



　　2週間仕事が続いておりまして、いろいろとござりまして、少し凹み気味ではございまする。まあ、回復力抜群なもので、そのうちまたおゲンコになると思います。

　　SALEの文字に惹かれて、買い物でござるよ。デジカメの修理をして、Lイオンでビール飲んで、しばし活力補充でございます。

★やっぱり名曲です！

プロコフィエフ:ロメオとジュリエット組曲第1番、第2番より

• アーティスト: ムーティ(リッカルド),プロコフィエフ,フィラデルフィア管弦楽団
• 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
• 発売日: 2008/08/20
• メディア: CD

　　「バルコニーシーン」は涙が出ますね…。。いやはや、凄い曲だこと。インパクトの強さと、極限の美しさが交錯します。大好きです。

念ずれど…

　　暑さも寒さも、体が慣れるまでが大変ですね。他の人がさっぱりした表情をしているのに、ワタクシだけが大汗をかいております。アジ～。。オケは今月もピット仕事でして、ダンサーの皆さんが怪我をしないように温度が少し高めです

　今年の夏は、ホールも温度設定が高めになるのでしょうかねえ…。そんなこともあり、いろんなところに影響が出そうです。



　　仕事帰りの電車では座りたかったのですが、この人は次の駅で降りたくなる～！と念じたにも拘らず、通じず立ちっぱなし。

　　スーパーのレジでは、一番有能で仕事が早そうな人を見極めて並んだのですが、前のお客さんでトラブったりで、ここ数日運気が下がり気味でしょうか～、トホホホ。

　　来週も忙しい日々が続きそうです。頑張って行きましょう！アイスでも食べます。

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ゴツン！

  3週間に及んだ、バレエの仕事が終わりました。主役はあくまでも、バレエ団の皆さんですので、大きな拍手も多くがダンサーに向けられます。しかし、あの興奮の中に身を置くことは、それは幸せなことですね。幸せのお裾分けを頂くような気分ではあります。



　　今回のプログラムは、ラヴェルの大編成の曲目でしたので、オケピットは広く使用するため、最深まで下げられました。乗り込み口が見えにくかったこともあり、大柄だったマエストロが頭をゴツンしちゃいました。

　　本番最後の日、こんな書き込みを！

　　自分へのメッセージを残していました。今度は気をつけてね！さて、今週からは定期のリハーサルが始まります。

鎌倉にて

   先日お邪魔いたしました鎌倉芸術館ですが、Patioのような中庭がありまして、そこに竹林がありました。鎌倉という場所を思わせる、良い雰囲気ですね。住宅街にあるホールですが、音響も良くまた伺いたいものです。



　　さて、《ダフニスとクロエ》で使用されるウィンド・マシーン。「ヒュン、ヒュ～～ン！」という音を出します。ああ、この音ね、とおもうはずです。それにしても、この曲はパーカッションだけで９人で掛かりきりです。フィナーレ部分の盛り上がり方は見事です。



　　モヤモヤとしたイメージの曲ですが、バレエを見ることで、いろんな謎解きが出来ました。ラヴェルは天才ですね。

ラヴェル:バレエ音楽〈ダフニスとクロエ〉

• アーティスト: ブーレーズ(ピエール),ラヴェル,ミューラー=ローレンツ(ゲルト),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
• 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
• 発売日: 2002/09/25
• メディア: CD

名古屋に参上

　名古屋に行って参りました。東京では、省エネモードが主流となっていますが、名古屋はまだまだ電気使いまくりな感じでした。電球を半分外したくなったのは、ワタクシだけではなかったようです。意外なところで、東京から離れたのだと感じさせてくれました。



　　日が長くなりましたね。たしか、６時半くらいだと思いますが、まだ明るかったです。上着を着ていると、大汗をかく。そんな季節です。



　　電車で移動すると、何しろ食べる、飲むのに忙しくて、付く頃にはガポガポ状態なワタクシであります。帰りの電車では、ビール２本飲んじゃいましたけど、何か～～？

ロイヤルの国より

   さて、GWも終わりまして、仕事モードに戻らないといけません。いつも緩いんですが、いつも以上にユルイ自分を奮い立たせて仕事に行きました。５月の仕事は、またしてもバレエの仕事でして、英国のRの付くバレエ団の仕事です。

　　この度の大震災に、真っ先に支援してくれる意思表示をしたのが英国だったと思います。普段は感じることのなかった友好の気持ちを真っ先に、どこよりも先に心を寄せてくれた国です。放射能にとても敏感なヨーロッパの人達ですが、その状況の中来日していただけることにも、敬意と感謝の気持ちが溢れます。



　　日本人のソリストが出る公演では、すでに完売となっている公演もあるようです。ダンサーの人気によるものではありますが、何よりも歓迎してくれるお客さんの温かさを感じることが出来ます。また、感動的な舞台が待っているような期待感があります。こちらも元気にしてくれる、良い公演となりますように…。

facebookに遊ばれる

   Facebookで遊んでおりますが、迷うのが、友達の友達は友達か？ってことです。確かに知っているのですが、あまり親しくない場合もあるわけで、全方位外交的見地から何でもOKと捉える考え方もあります。

　　仕事関係でメールのやり取りをしたソリストもリストに出てきますが、だからと言って友達申請をしたら、先方は頭をひねっちゃうでしょうね～

　　そんな、まだまだ探りを入れているようなFacebookなのです。皆さん、試していますか？国がひっくり返るくらい利用して下さいね。うししし。



　　さて、本日はTフィルの演奏会に行って参りました。東京にはオーケストラがいっぱいありますので、聞くことだってお勉強です。聞きなれた曲であっても、指揮者やオケやホールが変わるだけで、全く別の仕上がりとなります。

　　あの、ここだけの話、コンサートの最中にシートで寝るのが好きなんです。な、内緒ですよ。ほら、寝てはいけない瞬間にうとうとするあの「いけない心持ち」は気持ち良いじゃないですか。授業の最中や会議の時間とか、ダメだと言われると眠くなる。

　　目を開けながら寝た状態が、ベストです！

　　すいません、Tフィルの皆さん。演奏はとても素晴らしかったです。ブリリアントなソロを聞かせて下さったAさん、コンチェルトのソリストも王子様のようでした。せっかくですから、白馬にまたがって登場してくれば良かったです、はい。